自慢の大工
スタッフ紹介
「現場がいつ見ても綺麗!」とオーナーからも人気の岡田棟梁。専門職の工程も含め、現場の工程全体をしっかり統括。現場環境づくりが住宅品質に直結するという信念を持ち、時には他の大工の仕事に厳しい指摘をすることも厭わないホクシン建設大工集団のリーダー。
オーナーや設計者のニーズにもしっかり対応する真摯な家づくりができる。元々ハウスメーカーの大工だったが父がホクシン建設で大工をやっていたため現場に参加。今までの現場は流れ作業で、住宅の構造を理解していなくてもできる現場だったことに気づき衝撃を受ける。ホクシン建設に移籍し、今では、大工の技能向上に貢献するため、自社の現場だけでなく、日本建築大工技能士会が主幹する訓練校の講師や、北海道技能士会青年技能士連絡協議会の副議長、議長などを歴任してきた。
平成27年度からM'sエムズ巧建代表として独立開業。引き続きホクシン建設の棟梁として活躍している。
「ホクシン建設の家造りは、作る側の大工にとっても面白く働ける。構造材が現しになる部分も多くごまかしが効かず、決して手を抜けない。最近ますます現場が面白くなってきた」
大工、そして棟梁として活躍していたが、それにとどまらず現場仕事をしつつ平成22年には2級建築士の資格も取得。向上心を評価され平成24年に丸三ホクシン建設の事業拡大に伴って現場管理者に。現在は業務の大半が部材発注、施工会社手配、施工図の作成だ。
また、基本設計ができて以降は、竣工に至るまで各オーナーとの打ち合わせにも加わって、顧客ニーズに応える重要な役割を担う。
コミュニケーション能力に優れ、職場内でもムードメーカー。元々大工だったので若手大工に仕事の指示や相談に乗ることもスムーズ。大工と会社、施主、協力会社などとの橋渡し役として活躍している。
3年間訓練校で大工の基礎技術を学び平成9年にホクシン建設に入社。10代で父になり、以来家族のために奮闘し子どもも大学生に。まだ40代だが社内の大工ではベテランの域。抱負な現場経験をもとに大工として現場のリーダーを務めるとともに複数の現場管理も行っている。
作業スキルが高く仕事が早い、複数現場を同時に管理できるプロフェッショナル。「1日仕事が好き。決められた時間できっちり正確に仕事を終えて、段取り良く現場を後にできると達成感がある」という。 社内の人望の厚さはその仕事ぶりも要因だが、実は腕相撲で職場内最強。その身体能力の高さも男だらけの大工集団において一目置かれる要因らしい。
「ホクシン建設には有望な人が集まってくる。年下の大工も増え、もう私も若手じゃないのでむしろ自分が成長しなければならないと感じる。自分ができることでも、それを若手大工に教えるには、伝え方が難しい」と新たな課題にも挑戦している。
責任感が強く物静か。室蘭の職業訓練校で大工の技術を学び大工になる。ホクシン建設の大工、佐藤傅正の息子。
厳しい親爺さんの背中を見て育ったせいか勤勉さで現場をリード、常に高い技量を発揮しつづける天性の大工タイプ。「ここまで大工をやってこれたのは親爺についてきたから。親爺は昔からじっとしているのが嫌いでいつも働いていた。昭和14年生まれの父と一緒に現場に入れるのは心強い。まだまだ学びたいことがある」と話す。
当初はハウスメーカーの現場で働いて多くの棟数をこなしたが本格的に大工仕事に面白さを感じ始めたのは平成19年にホクシン建設に入ってから。
佐藤曰く「濃い現場が楽しい。自分の仕事をやるのは当たり前、他の大工や専門職との連携、材料の調達など勉強することはたくさんある。竣工するたびに大工全員が集まってお互いの仕事を評価しあう中で刺激も受ける」
ホクシン建設に家づくりを依頼する施主の中には、大工手作りの収納家具やテーブルなどに魅力を感じている人も多い。新築住宅に納める収納家具は家全体との調和も大事であり、また、家具職人に外注すると高額になってしまうため、望む収納家具を実現するには安く製作してくれる住宅会社でなければ望みを実現できないことになる。
ホクシン建設は大工の腕を活かし、同時に木の風合いを活かした住空間をオーナーに感じてほしいと収納家具づくりに積極的に応じている。
これまでホクシン建設では現場の大工が工事の合間を見て作業場に入り、1週間以上の時間を費やし製作していた。しかし施工棟数が増え今まで以上に収納家具などの要望が増えたことと、大工が現場を空けることによる工期の遅れが課題の一つだった。
そこで、収納家具作りも好きな阿部を平成26年に専属として任命した。
施主の要望を踏まえ、新築工事とは別工程で収納家具やテレビ台、ドア枠、下駄箱などの製作を行い、新築工事の外部工事が終わった直後に収納家具を搬入、施工する。勤勉で真面目。温和なタイプ。
「若手、中堅、ベテランの大工が揃い、特に若手がいて活気がある。自分も製作できるジャンルを広げてもっと施主に喜ばれるように頑張りたい」と抱負を語る。
大工の膳亀とは訓練校で同期。まだ若いが大工歴は11年。棟梁の岡田に鍛えられ、高い技量を習得するとともに丁寧で綺麗な仕事を体得。特に外壁の板張りは材毎の節、色などの微妙な違いを現場で見分け、割り付けや開口部の収まりなどを丁寧に調整。外壁板張りの美しさは同業の大工からも高く評価され「板張りのカリスマ貴公子」と呼ばれることも。指導力も高くチームリーダーとして現場を任されている。
「ホクシン建設は物件数が豊富なので現場経験をどんどん積める。大工同士が仕事のやり方について話し合える環境、そしてオーナーのこだわりを実現すべく高い施工レベルを要求される仕事が多いため、意識しなくても大工が自然と鍛えられていくのがホクシン建設の魅力」と語る。
優しい人柄の2児のパパ。「社内に私より1ランクも2ランクも上の大工がいる。もっと頑張って腕を上げたい」と話す。
社長の首藤が有望な大工を探していたところ、関連会社からの紹介で出会い、ホクシン建設に入社したのが渡辺だ。27年以上の大工経験を活かすオールラウンダー。
ホクシン建設に入社して「ここより良い会社はおそらくない」と感じるという。一番の要因は首藤が大工経験が豊富で、大工の仕事に理解があること。「大工は外注」だという意識の住宅会社も少なくないが、ホクシン建設は家造りの根幹に大工の施工力があると考えている点が働きやすさにつながるという。
「以前勤めていた工務店では若手扱いだったのに、ホクシン建設は若い大工が多く45歳の私は中堅扱い。建てた家の竣工時に大工が勢揃いして設計・施工上の工夫などを話し合う、先輩大工が若手の面倒をしっかり見る環境がある。大工同士が切磋琢磨する環境の中で私自身も教えることよりまだまだ覚えることが多いと感じる」と話す。
ホクシン建設の大工の中で最年長。子どもの頃から住宅の建設現場で活躍する大工さんの姿を見て憧れていたという。小学校5年生の頃、友達が「佐藤君は将来何になるの?」と聞いてきたので「大工になる」と応えたそう。15歳で大工の世界に入り、師匠の子どもさんの洗濯もしながら一歩ずつ腕を磨いてきた。
大手地場ハウスメーカーの専属大工として働いていたが不況の波を受けて仕事が減少。社長の首藤とは技能士会の大工育成活動の中で縁があった。真面目で責任感のある仕事ぶりと温厚な人柄を見込まれホクシン建設に入社した。
計算し作図をしたり、規矩術(きくじゅつ)を使って上り梁や屋根の隅木などを修めるといった「考えて、調べてレベルの高い大工仕事をする」ことが得意。若手大工をサポートするベテランだ。
子どもの頃、近所に大工さんがいたのがきっかけで大工に。もの静かだが、職人気質で仕事はきっちりこなす。
「俺たちの年代の大工は一人ずつが一匹狼。ところがホクシン建設は、大工同士が腕を競いあい教え合う。仲間より綺麗に良い仕事をしたいと思っているから仕事の腕も上がる。こんなに大勢の大工がいるのにチームワークの良い会社に巡り会ったのは初めて」と話す。
息子の祐樹もホクシン建設の大工。現場でチームとして一緒に働く。現場でも親子で連携し、お互いが得意分野を担当することで親子で2人分以上の仕事をこなす。
「現場では息子が職長として指揮している。現場では息子の足を引っ張らないように、支えようと思っている」。良い親子関係が仕事にも活かされている。
2019年で大工歴が16年。経験・スキルの高い棟梁として現場の指揮を任される存在。几帳面で丁寧な仕事ぶりを見たお客様から「大工は熊谷さんに頼みたい」と指名されることも。
仕事で心がけているのは「お客さまに家づくりを楽しんでもらうこと」。施工中のどの場面も「見せて恥ずかしくない施工」であることが第1で、そのうえでお客さまが自宅の建設工事の様子を見学しやすいように、現場見学に来られた際は、作業の手を止めて、工事の状況を詳しく案内するように心がけている。
「私も家を建てる時には信用できる大工さんに任せたいし、現場を見に行きたい。建て方や断熱工事など、その日しか見られない工事もあるので、お客様にはぜひ、我が家の施工がしっかり丁寧に行われている場面をぜひ見ていただきたいし、家づくりの過程を楽しんでほしい。それが家への愛着になるはず。現場見学、大歓迎です」と話す。
父が大工で小学校6年生の卒業式で「大工になる」と宣言。「木の匂いが好き。大工さんの姿が格好良かった」と思ったのが大工になったきっかけだった。
今では豊富な大工経験と高いスキルを評価され棟梁として活躍。また新人大工の育成役も担う。「怒るのが下手で、ついつい本人に任せがち。年上の後輩を指導したことも何度かあり、難しさを感じることもありますが、どこの現場に出しても恥ずかしくない大工に育てるのが私の責任。先輩として自ら模範になることも大事だし、時には厳しさも必要」と話す。
プライベートでは結婚、1児の父に。帰宅してお風呂に入った後でも家族に「木のにおいがする」と言われるという。子どもの休みの日に作業場で墨付けをしている様子を見せるなど、父の姿も覗かせる。子どもが小学校入学前にマイホームを建てたいという夢もあり、日々、大工として家を建てながら、未来の我が家のイメージも膨らませている。「構造や性能などは私、デザインや生活動線などは妻の意見が重要かな」
帯広出身。大学卒業後、リサイクル系の大手企業に勤務しステンレス、アルミなど非鉄関係を担当。工場でフォークリフトを操作する仕事や、営業も担当し29歳まで勤務。大工になったきっかけは父親が大工で、父が建てた家で育ったこと。幼少期には住宅の建設現場で釘や木材で遊んだり、エアブラシを使ってプラモデルを塗装するなど、モノづくりも大好き。大人になってからも現場で働く父の姿を見るとカッコいいと感じていた。
大工を目指そうと一念発起し29歳で退職。北海道立札幌高等技術専門学院の建築技術科で2年間、大工道具の使い方や木材加工、設計の基礎などを学び、インターンシップでホクシン建設の現場に入った縁で2016年4月に入社。先輩たちによる丁寧な指導もあって急成長。入社2年目で初めて1棟の墨付けを任されている。「家が一日一日仕上がっていくこと、お施主様との交流、仕事を身につけ出来ることが増えていることが嬉しい」と、仕事の手応えを感じている。
大工歴20年以上で設計事務所、ハウスメーカーの住宅も数多く施工し、墨付けのスキルや、同じく大工の父から教わった和室の施工技術も有する。2017年にホクシン建設に入社し当社の施工ルールも身に着け、現在は若手大工の指導役も務める。
札幌出身。幼稚園の頃から父について行って大工の施工現場で、更地に家が出来る様子を見て、大工に興味を持った。進路決めの際、父に「大工になりたい」と相談。「やってみたらいい」と言われ、以来20年、父に教わりながら、同じ工務店で大工の腕を磨いてきた。
その工務店が、大工の雇用を切って、大工工事の外注化を図る方針になったため、知り合いの工事会社に「どこか良い工務店はありませんか?」と聞き、紹介されたのが丸三ホクシン建設。ホームページを見て、大工の顔ぶれや施工を大切にする会社の方針に興味を持ち、父と一緒に面接を受け2017年に入社した。
丸三ホクシン建設に入社して驚いたという。「ハウスメーカーの現場では、現場監督の力量がバラバラで、現場では、大工だけで解決できない問題が噴出し、品質、納期、現場の安全管理などに問題が生じます。一方、ホクシン建設は大工出身の小林さん、膳亀さんが現場監督として、大工の相談に乗りながら解決策を示していくので、大工は施工に集中できます」と話す。
また「2019年に一級技能士の資格も取得できました。多くの住宅会社では大工の資格取得より、現場の数をこなすことを強く求められるので、資格取得の余裕がありません。スキル向上、資格取得を応援してくれるホクシン建設だから受験できたと思います」という。
「ホクシン建設には大工がたくさんいますが、こんなに人柄の良い大工が揃っている会社は珍しい。仕事も面白く人間関係も良いので、私もそうですが、どちらかというと無口な父がホクシン建設に入社してから、若い大工さんに交じってイキイキしているんです。働きやすい職場だと思います」と手ごたえを語る。
「若手を育てるのも勉強。施工管理技士や大型の免許にもチャレンジしたい」と抱負も。
「友人の紹介で鉄道関係の会社で10年務めていましたが、30代半ばになって思ったのは、何となく職場を選んだりするのではなく、自分自身が本当にやりたい仕事に、自分の意志で挑戦したほうが幸せなのではないかと」
もともと建築に興味があり、建築の専門学校を卒業し、建築の施工管理の会社で2年半働いた経験もあった。再び建築の仕事がしたい、でも施工管理より、自ら身体と頭を使って働きたい。大工になりたい...。
求人誌にいつも広告を載せている会社は辞めていく社員が多い会社ではないかと考え、自らインターネットで、働いてみたいと思える住宅会社を検索。丸三ホクシン建設の大工が墨付け、手刻みで家づくりを行っているというのを見て、求人中の情報はなかったものの思い切って電話。首藤社長の面談を受けて2018年6月に入社、35歳で大工の道をスタートした。年下の先輩に教わることもあるが、教えを真剣に受け止め、コツコツ練習する姿は、ホクシン建設社内からも評価されている。
「まだ先輩大工の仕事の段取りや流れ、会話にもついていけないし、大きな失敗をする可能性のある難易度の高い作業は担当できない、見習いの段階です。渡辺さんをはじめ皆さんに、とても丁寧に仕事のやり方を教えてもらっていて、一つひとつの仕事を覚えているところですが、精一杯すぎて、指示されたことを何とかミスなくこなせるかどうかで日々必死です」と苦笑する笹木さん。
「大工の仕事は簡単ではないだろうと思っていましたが、その分、腕が高まれば評価もされるやりがいのある仕事だと感じます。先輩たちの細部への気配りや段取りの良さにはいつも驚きます。私はまだ大工歴が浅く、自分で墨付けができるような大工になりたいとか、そんなことを言える次元ではなく、まずは与えられた仕事をしっかりやることで展望が少しずつ見えてくるかなと思っています」と抱負を語る。
1999年生まれ 札幌出身。小学生のころは図工や美術が好きな子どもでした。高校、専門学校時代は事務職など一般的な仕事をするのかなと考えていたが、近所に北海道立札幌高等技術専門学院があって、何となく気になって見学したところ、ものづくりの現場が面白そうだと感じて入学。
建築技術科では在来軸組構法で家を一棟建てる実習などが面白くて、このまま大工の道へ進みたいと考えるように。働くなら「楽しい」を見つけられる会社に、と考え、インターンシップである住宅会社に2週間通ったが、会社の雰囲気が合わず。
後日先生が、もう一件、3日間の就業体験をやってみるかと打診してくれたので丸三ホクシン建設のインターンシップに参加。「先輩たちが優しい」「職場が明るく楽しい雰囲気」と感じ、入社を決意、家族も「やりたいことをやりなさい」と賛成してくれた。
丸三ホクシン建設には2020年4月に入社。「技専でも使った大工道具や材料、作業内容などが、実際の現場でも出てきますし、熊谷棟梁、久田棟梁をはじめ先輩大工が、今からやる作業を模範を見せながら教えてくれるのでわかりやすく、思った以上に楽しく働けています」と振り返る。
技専時代に技能五輪に出場し、卒業試験を経ることで、国(厚生労働省)が実施する技能検定の建築大工部門で、実技、筆記が免除になり2級技能士も取得。
大変なのは体力面。梁やボード、OSB合板など重たい建材も多く、日々が筋トレのような感覚で、まだまだ筋力不足を感じるという。
「教えてもらったことをしっかりできるように日々頑張ります。いっぱい動いて覚えて、食べて力をつけていきたいと思います」
小学3年生くらいからガンダムなどのプラモデルを2,000体以上つくるほど「ものづくり」が大好きで月々のお小遣いもプラモデルにつぎ込んでいた藤川少年。組立の楽しさ、出来た瞬間の達成感が嬉しいという。
建築大工を目指したのも、ものづくりの中でも一番やってみたいことだったから。高校3年生の進路決めのタイミングで、大工の仕事について先生に相談した結果、札幌市東区にある北海道立札幌高等技術専門学院を紹介されて入学。
学校では2級技能士を取得し、2年間、住宅の施工を一から学び、インターンシップで3社に興味を持ったものの、社員雇用であることもあってホクシン建設を選択。2週間のインターンシップで、先輩たちがわかりやすく教えてくれて、現場で外壁の板張り、作業場で土台の刻みなどを経験。大工同士の雰囲気が良くて楽しく働ける予感がしたのがホクシン建設を選んだ決め手になった。
2020年4月に入社し、最初は各現場の応援として経験を積み、2か月目から岡田棟梁のもとで指導を受けながら大工仕事を覚えている。
「まだ任される仕事ではなく、一つ一つ教わりながら勉強中です。最初は足腰、腕力などが足りないと感じましたが、それでも少しずつ鍛えられてきた感じがします」
今気を付けているのは、安全・ケガなどの対策で作業中の集中を欠かさないこと。足場からモノを落とさないように気を付けること。遅刻しないこと。現場の掃除は当たり前のことなので日々徹底している。
今後は「早く綺麗で正確な作業で、先輩から仕事を任される大工になること」が目標。
幼稚園の頃に「大改造!!劇的ビフォーアフター」というテレビ番組を見て匠(建築家)が凄いと思い、小学校の高学年頃になると、むしろ匠の指示に従って家を建てる大工さんがカッコいいということに気付き、大工に憧れを抱く。
高校卒業後、大工になるために札幌高等技術専門学院の建築技術科に入学。17人の同級生とともに2年間、住宅を1棟建てる実習なども含め、大工の基礎を学ぶ。1年生の頃に、ホクシン建設のモデルハウスを見学し、木材を大切にする家づくりで、手刻みなど大工の技能も高められる環境だというのが魅力的に感じ、2年目のインターンは、ハウスメーカーではなくホクシン建設を選択。2週間のインターンでは建て方、そして作業場で手加工、現場でも内装の作業を体験した。
2022年4月、20歳でホクシン建設に入社。渡辺祐樹棟梁の元、入社1年目で4つの新築現場を経験。「技術面は学校で勉強したことが役立ちます。体力面では最初は大変で、建て方は大きな梁などを持つと腕、肩、腰などがバキバキでした。現場では渡辺棟梁、笹木大工など先輩が優しく教えてくれるので、少しずつできることが増えてきたと思います。最初に比べると体力面は少し良くなりましたが、先輩たちにはまだまだ叶いません。最終的には腕の良い棟梁になりたいと思っています」
ホクシン建設の中堅大工、黒川孝志の息子。小さい頃から端材で椅子を作ったりとものづくりが好きで、小学6年生の時に黒川棟梁が自宅を建設する様子を見ながら休みの日には一緒に手伝いをし、大工に興味を持つ。お寿司屋さんで働いていたが、改めて両親に相談し大工の道を目指そうと2023年3月にホクシン建設にアルバイトで入社し、4月から正社員となった。ホクシン建設入社と並行し、ポリテクセンター北海道(北海道職業能力開発促進センター)で建築を学んでいる。
3月から新築現場に入り、切り込みなどに始まり、建て方、断熱施工などいろいろな作業を体験。「自分が想像していたより、難しい作業も多いです。体力や技術を身に着けるのはもちろんですが、建材を傷つけない、安全対策をしっかりするなど、いろいろ勉強し一人前になりたいと思っています」
高校野球で肘を骨折したのをきっかけに理学療法士として病院に勤務し高齢者やケガ人のリハビリの支援などを行ってきた。スノーボードを学ぶためオーストラリアやニセコなどを旅していたこともあったが、20代後半になって父の経営する道北の工務店で働くことを決意。北海道工業大学建築学科を卒業し、北海道ビルダーズ協会の会員リストの中から大工人材の充実、自然素材の家づくりに特長のあるホクシン建設へ修行のため入社希望。現在は現場監督のスキルを習得するために、まず大工見習いからスタートしている。
「大工から現場監督になった小林さんや膳亀さんを見習いたい。初めて建て方をやった時には疲労で手が握れなくなったりもしましたが徐々に体力はついてきました。先輩大工さんたちはやり方だけでなく理屈も教えてくれます。先輩たちの流れるような段取りの良い、正確な仕事ぶりには驚きます。大工仕事、施工管理のどちらもたくさん学びたい」と話す。
「みんな仲が良いので働きやすい職場だと思います。ホクシンさんに育ててもらっているので、お世話になるだけでなく、しっかり戦力になって恩返ししたい。子どもが生まれ父にもなったので頑張ろうと思っています」
子どもの頃はレゴ、中学生の頃は木材などを使ってものづくりをして楽しんでいた。そうした経験もあって、高校生の頃の進路選択で、大工の道を選び、札幌高等技術専門学院の建築技術科に入学。学校では2階建ての家を実際に作ったり、刃物を研いだりと実践的なことを学んだ。
インターンでは、梁を現しにする家づくりをしている丸三ホクシン建設を選択。1週間めは現場で下地施工などを体験でき、2週目では作業場で柱の刻みなども学んだ。
入社後は、朝1で先輩からの指導を受けながら、一つひとつ覚えながらの作業。「最初の頃は筋力も足りず、1枚16キロの石こうボードを2枚もって2階に運ぶというのも大変でした。でも今は以前ほどの重さは感じないです。腕力や背筋などがついてきたと思います。夏の一番暑い頃は4リットルくらいは水分補給をしながら頑張っています」と振り返る。
「今は一から学ぶことばかりです。1棟1棟外壁の貼り方なども違うので、どの現場でも教わることがたくさんあります。綺麗にできたりしたときは嬉しくて記憶にも残ります。気を付けているのは、同じ事の失敗を繰り返さず丁寧にやること。休日出勤や残業などはほとんどありません。大工道具は先輩から引き継いだり会社の補助もあって助かります」
さいごに
株式会社丸三ホクシン建設は、上記の大工が、オーナー様の要望に応える良い住宅を建てようと
日々研鑽を積んでいます。
住まいに関することなど、ぜひお気軽にご相談ください。
設計・総務スタッフなどは https://www.hokushin-k.jp/company/ を参照ください。