先週末のオープンハウスの際は お天気も良く、たくさんの方に足を運んで頂きました!ありがとうございます!!
公開気密測定は やはり皆様の関心が高く、何組もいらっしゃる中での測定となりました。その分、測定中の首藤と設計の兼田はというと・・・内心ドキドキです!
薪ストーブを設置していると 数値的には不利になるのですが、基準値よりとても良い数値結果となり ほっと一安心。
ご訪問いただいたお客様のお子様同士が遊びだし、終始和やかな中での気密測定となりました(^^)
今回のおうちは 玄関を入るとすぐキッチンダイニング。
ご実家やご親戚の方が近くにお住まいということもあって ご飯支度をしながらでも来客やお子さんが遊ぶ姿など、外の様子が見える間取りが良いとのご要望でした。
そして リビング続きの和室小上り、腰かけるにもちょうど良い高さです。
玄関から階段下の土間に設置した ご主人の強いご要望だった薪ストーブは 吹抜けへまっすぐと煙突が伸びています。
2階のオープンなお子様のお部屋には ブランコ。納戸の上の空間を利用した秘密基地のようなロフト。
限られたスペースの中でも、盛り沢山なおうちとなりました!!
そして・・・大工さん達の研修会と お施主さんへのお引渡し。
研修会では 大工さん達がチェックしながら 柱や梁の組み方、金具の入れ方など 話が飛び交います。
角を覗き込んでは「オーッ・・・」
担当大工さんたちの小細工やこだわりが ちょこちょこ見え隠れします。
この研修会は 当たり前ではありますが、只のお披露目で見てるわけではありません。
これまでの研修会で見てきたことをちゃんと活かしていますよ。
先輩棟梁の組みかたを 自分なりに取り入れてみたりと 会を追うごとに技術も進化しております。
技術というものは これを良しとしないで日々進化していくもの。常に最善策を考えるという姿勢が大事だと首藤は言います。
表面では クールに見えるホクシン大工さん達ですが、結構 ふつふつと熱い思いがみなぎる研修会なんですよ~!
そんな大工さんの思いも添えてのお引渡し・・・。
お施主さんも大変喜んでくれていて 本当に本当にありがたいことです。
「この切り替えしが かっこいいですよね!」と 言ってくれていた杉の板張りは 木村大工が担当。おうちの側面で 正面からは見えにくいのですが、お施主さんはちゃんと見てくれていました(^^)
内部では 組みかたにこだわった柱、梁の墨付け、刻みは 黒川棟梁。
浮造りの杉の目にも気を配りながらはった床。その床に合せて ロフトの階段までも浮造りにしてしまいました。
アクセントとなる胴縁の壁、小上り造作などなど・・・ 内部は黒川棟梁と村田大工が進めてきました。
オープンハウスでも好評だったブランコは 現場管理の小林が、管理の合間にひっそりと製作(^^)
そして今回、豆電球付きの照明器具とのご要望で 小上りの照明器具は 突板を使ったホクシンオリジナル。
設計の兼田、造りもの担当の阿部大工、電気の野尻さんと造り上げました(^^)
そんなこんなの 手造り感満載のおうちとなりました!!
お施主さんにも 暮らしを楽しみながらおうちと付き合ってもらえたら とってもとっても嬉しいです!!
さてさて 次回はどんなおうちが造り出されるでしょうか?!
楽しみで~す!!