みんなで造ったモデルハウスは 自然エネルギーを使った自立型住宅!

お問合せで よく、「ホクシンさんの建てた建物で どこか見れる所ありますかー?」と ご連絡を頂くことがあります。

竣工したお客様の建物を お引渡し前にお借りしてオープンハウスをさせていただく事が多かったのですが・・・

事務所向かいの「モデル兼打ち合せスペース」を 昨年から建て始め1年以上が経ってしまいましたが、このたび 完成となりお披露目できるよう準備が整いました!!IMG_2184

 

徐々に ホクシンの建物を見て頂ける場として活用し、お客様との打合せスペースとしても始動したところです!!

 

思い返せば・・・昨年 3月末に着工。

上棟まではとても順調だったのですが、春から秋にかけて 棟梁の黒川大工をはじめ、木村大工 熊谷大工、佐藤大工、村田大工も お客さんの工事に忙しくなってしまい、徐々に抜けてしまったモデルの現場。半年ほど工事がストップしてしまったりと、アクシデントも多々ありましたが ついに完成となり、ホクシンスタッフみんなで造り上げました!!

そう!このモデルは 只のモデルや打ち合せスペースとしてではなく、ホクシン首藤の中で もう一つ大きなテーマがありました。

『自立型住宅』。ちょうど完成を目前としていたところ 熊本で大きな地震による災害がありました。(被害にあわれたたくさんの方に本当に心よりお見舞い申し上げます。)

こんな悲しいことは 本当はおきてほしくないのですが、自然の力とは時には恐ろしく、その被害を避けることができず憤りを感じます。

いつ私たちが住んでいる地域も被災地になるやもしれないという不安は 皆さんも頭の片隅にあるかと思います。

現在 様々な備えという意識は高くなっておりますが、普段から極力 自然エネルギーを利用した建物ができないものかと考えていた首藤社長。

首藤社長の自宅でもすでに行っている 地中熱ヒートポンプと太陽光を利用した『光熱費0住宅』に加え、このたびのモデルでは お湯まで自然エネルギーで沸かしてしまおうというもくろみ。IMG_7243

温水パネルを使って太陽の熱でお湯を沸かす。冬は薪ストーブの煙突の熱を利用してお湯を沸かす。

そうして、沸かされたお湯の湯船につかり、浴室の大きな窓から星を眺める・・・というひそかな思いを抱きながら構想を練っていました。

そして もう一つ。地中熱ヒートポンプは 夏のひんやりとした地中からつくった冷たい水をパネルに回すことで、冷房パネルとなります。そのパネルを保冷庫に設置し、15℃ほどのちょうどよい温度と湿度で 野菜などの貯蔵。

いろんな 首藤のもくろみが隠れた『自立型住宅』となっております!

そんな見どころ満載となった モデルハウス。IMG_1056

 

たくさんの業者さんの知恵とご協力を頂き、そして ホクシン大工さんたちの技術も活かされ、ようやく完成となりました。

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担当大工さんじゃなくても、空いた時間を利用してピンチヒッターで作業を進めたり、雨の日でも 次の現場に差し支えないようにと ウッドデッキを仕上げたり、さりげなく仕上げ補修に入っていたり、塗り壁を一部ですが事務所スタッフで仕上げたり、オープンに当たりの買出し、大工さんと事務所スタッフそれぞれができることで造り上げたモデルハウス。

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長丁場ではありましたが 無事に完成です。かかわっていただいた皆様、大工さん、管理をしていた小林大工、設計担当の兼田さんもお疲れさまでした!

 

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また詳しくは ホームページでも ご紹介ページをつくる予定ですので

お楽しみを!!!IMG_2178

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そして 予告!!

7月23日・24日にオープンハウス予定しております。

今回はなんと2棟同時開催となる模様。

お時間を作っていただき、是非とも遊びに来てくださいね!

 

さてさて 日差しもだんだんと夏の陽気になってまいりました!(今日は雨模様ですが)

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つい先日もお引渡しをさせて頂き、やっぱり夢が広がる新しいおうちっていいなぁと ちょっと気分が良い今日この頃。IMGP1095

 

さぁ!仕上げに入っている物件と 着工したての物件へ 気を引き締め、また取り組んで参りましょう!