その2 当社には腕自慢の大工がそろっています

就職難とはいえ、大工志望という若者は少ないのが実態です。住宅業界の大工さんを見ると年配の方が少なくありません。しかし良い技能者を育成することが良い家づくりにつながり、当社の将来にも結びつきます。技能者育成は住宅業界にとっても、当社にとっても最も重要なテーマです。

幸いなことに当社には毎年住宅を建てたいという依頼があります。その仕事をしっかり行うために腕の良い技能者が必要です。一方、仕事が少ない住宅会社にも若手の技能者がいます。仕事を数多くこなさないと実力も磨かれませんから、当社に派遣される場合もあります。

当社の仕事を何回もしているうちに当社の社員になりたいと言ってくれる大工もいますし、日頃技能士会で、技術を磨いたり、交流を重ねている仲間が当社に入りたいと言ってくる場合もあります。

そもそも技能士会など、儲けにもならないような活動を自主的に続けている人間は、学びたいとか、人のために汗をかきたいといった思いがある人ばかりです。そういった人材が、当社の仕事に対する姿勢に魅力を感じてやってくるのです。

親子ものづくり教室

当社は直営施工で仕事をしています。「大工」として、現場で自らの腕を高め、より質の高い仕事を効率的にこなそうと日々頑張っている社員もいます。
「棟梁」としてお客様や設計者の要望などを理解し、チームのメンバーを統括しながら住宅品質に責任を持ち、時に厳しく、時にやさしく指揮していく能力を十分に備えた人材もいます。
左官・基礎・板金など様々な専門職や建築資材の手配をはじめ、工程や書類の作成などといった、現場だけでない部分をディレクションする立場である「帳場(ちょうば)」として日々格闘している若手もいます。

7人の当社社員のことは当社ホームページの「大工さんご紹介」に掲載しています。ぜひ参照ください。