木村棟梁!墨付け開始から1週間!
墨付けも順調?に進み、構造材の仕口が出来てきました!
どこでおぼえたのかしっかりとした仕口が出来上がっていました。
梁を柱に取り付けるための仕口や、桁材をつないで行く継手は、地震で揺れても決して抜け落ちることの無いように出来ています。金物に頼って取付るのではなく、木材の仕口・継手で組み上げていくことが木造在来工法の特徴です。剛体ではなく揺れても元に戻ることが大事なのです。
最近は免震工法などという言葉もよく聞くようになりましたが、五重塔などの日本の建造物には、筋交いなんてものはありません。もし五重塔を筋交いや構造用合板でかためたら、きっと地震のときに逃げ場所の無い無理な力が加わって、崩壊してしまうのかもしれません。
まぁ、とわ言え現代の住宅建築には筋交いと建築金物・構造用パネルは欠かせないアイテムでもあります。
日本の伝統建築の良いところと、現代の技術との合わせ技で、頑丈な家を作りたいものです。
木村君の未来に幸あれ!!