4月初旬から墨付け・加工を開始し、作業を進めてきた木村棟梁!
加工のための作業場の増築が、なんとか無事完成しました。
外壁には大工さんお得意の下見板張りを採用!
塗料(オリンピックステン)を先塗りして、重ね部分が木材の収縮で表れても良いようにし、
釘の打ち方も材料の収縮を想定して工夫がされています。
もちろん下地部分での防水処置も欠かせません。
軒先には鳥小屋?らしき物も取付、野鳥の訪問も期待されます。
新しい作業場では早速切込み作業場始まり、7人の大工が全員集まっても作業が出来るようにもなりました。
各部に棚も取り付けられ、狭かった2階の物置もやっと片付きました。
?これからの住宅では空間の有効利用を考え、収納部分の造作が重要になってくると想定されます。
家具の職人さんに依頼しなければ出来ないもの意外は、
大工が内部造作とともに家具工事も施工しなければなりません。
増築された作業場には、「パネルソー」などの木工機械を設備し、
今後想定される収納家具などが加工できるよう、準備を進めます。
収納家具の加工には、新たに家具係に抜擢されたされた「英樹君」が担当します。
金物係の「大ちゃん」と共同で収納家具の造作を勉強して、「できる工務店」と言われるようになりたいものですね!
「何でも出来なきゃ大工じゃねぇ!」と言っていたのは我が父「首藤喜四男会長」のことば!
昔の大工さんは基礎工事から建具・家具なども自分で作り、
一軒の家のほとんどの部分を一人で作っていたのも事実です。
分業することでそれぞれのスキルは磨かれてきたのも事実ですが、
分業によって自分の仕事以外のことに対して無責任になってきているのも事実です。
「何でも出来る本物の大工」を育てて「最強の工務店」になりたいものですね。