8月末から着工していた西岡の増改築現場で、構造現場見学会を開催しました。
この現場は国土交通省の補助事業に採択された「北海道R住宅先導的モデル事業」に参加しているもので、構造・断熱他、一定の基準をクリアして、古い建物を再生する「性能向上リフォーム」です。
「北海道R住宅推進協議会」 http://hokkaido-r.jp/
今回の現場公開は、外張り断熱(SHS工法)の断熱工事が終わり、内部の壁を張る前に気密測定を行い、お客様にも見ていただこうと開催しました。
気密測定は、換気口等の建物に開いている穴をテープなどで塞ぎ、この装置で室内の空気を外に追い出し、内部・外部との圧力差などを測定することで、建物の隙間相当面積を算出するものです。大工が施工した気密工事のテストのようなものにもなります。
気密測定の結果は3回行った測定のなかで一番良かった結果が23cm2で、この建物には全部で5cm×5cm程度の隙間しかないことが証明されました。床面積1m2当りの相当隙間面積は0.2cm2となります。
リフォームでの断熱気密改修は、外張り断熱工法を採用することで、合理的に施工を行うことが出来るので、今回の結果を出すことが出来ました。
完成時には、リフォームとは思えない程の建物を見ていただける予定ですので、新築以上の「R住宅」見学会をご案内できると思いますので、是非ご来場ください。