台風も札幌地方では大きな被害もなく通り過ぎたようで、
お盆休みを直前に建築中の現場を持つホクシンスタッフとしても、
やれやれというところでしょうか。
偏西風の影響か、ゲリラ豪雨と猛暑が交互にやってくるようで、
台風が過ぎるとまた猛暑となるのでしょうか?
光熱費ゼロ住宅をめざす首藤家には、エアコンなんていうものはありませんが、
エアコンよりも気持ちイ?冷房システムがこれです。
6月頃から稼働を続けている冷水パネルは、以前にもご紹介したとおり地中の熱を利用した天然の冷房器ですが、今年はここに扇風機を設置してみました。
地中85mを循環している冷暖房用の循環水は、ただいま17度前後で玄関にある冷暖房パネルを循環しています。
ただいまの外気温は23度ほどですが、室内は26度で昼間外気温が30度を超えても室内温度はそれほど上昇しません。
一日の中で一番暑いのが夜の9時前後で、外気温が夕方下ってきてから室内温度が下り始めるまでには少し時差があるようですが、扇風機の活用はとても効果的です。
循環水を循環させるためには、地中熱ヒートポンプのフリークーリング機能を利用していますが、電気代は極わずかでまわし続けていてもほとんど気になりません。
首藤家の7月分の電気代は、エコキュート・クッキングヒーターと冷房にポンプを稼働し続けても¥6,303円で、太陽光発電で売電した¥11,280円を差し引くと¥4,977円プラスになります。